「飛行機こわい」~そんなわたしが飛行機に乗ってみて:機内でむせび泣いた話~

「ウユニ塩湖&ペルーアンデスの旅」シリーズ。
(2017.4.25~5.8 旅の備忘録・お役立ち情報シリーズです)

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旅立つ前に綴った記事。

これまでわたしは飛行機に乗った事がなかった。
なのに、幼い頃からとってもこわかった。
乗り物全般も割と苦手。
しかし旅を決めた。
そんな話。

「自由人に憧れる自由人」東 舞香。旅立つ先は「ウユニ塩湖&ペルーアンデス」
「名もなき活動家」東舞香。 ちょっとそこまで旅に出てまいります。 どこに行くのか? えっと・・・ ペルーらしいです。 リマ、ワラス、ラパス、 そんなところら...

結果。
無事にこうして再び日本の地を踏みしめる事ができています。
そして、旅もそうだが 飛行機も実は楽しかった!
思ったほど怖くなかった!

だがしかし。
実は飛行機の中で2回、泣いてしまう。

今回の内容は 機内でむせび泣いた時の事と、その後の変化について綴った。

◆初飛行機、初海外が ペルーとボリビア14日間。

しょっぱなが一番の長時間フライト。
最初の移動で丸一日以上を費やしています。
関空発→ロサンゼルス→リマ (その後 ラパス、ウユニなど)

◆飛行機こわいけど乗ると決めたからには・・・

こわいもんはこわい。

いくら「怖くないよ」という人の話を聞いたとて、自分が経験しない以上、こわいまんま。

なのでそれはあっさり認めて
「飛行機怖いのだ」とガイドさんには初めから猛アピールしておいた。

「わたしは飛行機がこわいのです、初めてなのです」
「でも太郎さんとなら(ガイドさんのお名前)生きて還ってこれると確信したので申し込みました」
「だから何卒どうぞよろしくお願いいたします。」

これだけ猛アピールしておいた結果。
毎回の飛行機のお隣をゲット。
(∩´∀`)∩

(予約上、当日にならないと席がわからないので
みなさまには毎度お手数おかけいたしました)

これだけでも ずいぶん心の安心につながるってわけである。

ちなみに遠足のバスはたいてい先生の隣になるパターンの人。
(自らアピールしなくても、毎回吐いていたから・・・・)
(´・ω・`)

◆ いざ、搭乗!

わたしが得た口コミの数々。

「ジャンボジェットはこわくない、小さいセスナ機の方が揺れるからこわい」
「車より安全」
「落ちる時は落ちる、落ちない時は落ちない。それだけだ!」
「エアーポケットに入ったら 大人でも泣く」

・・・(´・ω・`)

今回のフライトは計10回。
ジャンボジェット、プロペラ機両方体験した。

まぁ、結果からいうと、全然大丈夫でした(笑)

そもそも初めて乗る飛行機。
こわさよりも「興味」が勝つ。
見るものすべてが 目新しい。

空港の作りから、手続きから、
機内の様子から、CAさんの存在から、
離着陸と空の景色など
なにからなにまで全てが新鮮、初体験なのである。

確かに、初めて飛び立つ時と着陸の時、
また道中でもちょっと揺れが強い時は やっぱりちょっとは緊張。

プロペラ機の時は
車輪がちゃんと滑走路に着くまで必死で見届けましたよー(笑)

あと、怖くはなくても 下に落ちる感覚の揺れはちょっと苦手。
高層エレベーターみたいに スピードが速く落ちる感覚のやつ。
そういう揺れを感じるのは からだが「うっ」ってなる。

ただ、ある程度わかってくると
その揺れもちょっと面白かったり、
ふわんふわん揺れるのは心地悪くはなかったり。
ほら、電車のがたんごとんや、ゆりかごのような定期的な揺れはむしろ心地いい、そんなカンジ。

隣にガイドさんもいてくれたので
今は滑走路を走っているとか、
車輪を出したので がたんと揺れるとか、
雲がちょっとあるから揺れるとか、
そんな詳細を色々教えてもらえたので
φ(`д´)ふむふむ!てな感じで あまり不安やこわさはなく過ごせた。

冷静に考えると、「揺れ」に関しては
日常どの乗り物も普通に感じている。
飛行機の中って、確かに電車の中とそうかわらない。
むしろ、電車の方が実際は揺れを感じるんじゃないかな。

雲海が美しい!

こ、これが噂のプロペラ機・・・・

ひゃっほーい!

◆ちょっとした勘違い

実際の乗る前、散々前情報を得ていたはずだが、
わたしはひとつ間違った解釈をしていた。

ジェットコースタに乗って降りる時あるじゃない?
もしくはテレビで観る戦闘機が飛び立つシーン、
あれくらい「がっつりGがかかる」って思っていた。(笑)

えっとね。
さすがにそんなにかからなかったよ。
考えたらジェットコースターって生身で風受けるもんねー。

しかし。
確かに飛行機や空港の滑走路の距離によってちょっと違うよう。

とある飛行機は滑走路を走って飛び立つまでの距離が短く、
わりと急発進というか けっこうな勢いを感じた。
この時は「わゎ!!マジか マジか!!(汗)」とつい心の声が出ちゃった時もあった(笑)

◆ わたしが最もストレスだったのは

むしろ、わたしがストレスに感じたのは「空間」

わたし的には「すぐに逃げられない」ところが苦手。
たとえば2ドアの車。
扉のない奥の席、実はめっちゃこわい。

でね。

飛行機によっても 座席の作りは様々。

プロペラ機→(2列 通路 2列)バスみたいなやつ。
ジェット機①(2列 通路 4列 通路 2列)
ジェット機②(2列 通路 3列 通路 2列)

かつ、トイレなどの移動にちょとと気を使う。
4列.3列の間に知らない人に挟まれたりするとねー・・・・

かつ、前後の座席の感覚が広くない。
なので、ご飯のためにテーブルおろすと もう隙間はない。

トイレは 早め。もしくは隣が空いた隙に行く、というのを覚えました(笑)

というわけで
空間的にいうなれば、わたしはプロペラ機の方が居心地はよかったかな。
天井はジェット機の方が高いから見た目はこわくないんだけど、
なんとなくバスに似ているプロペラ機の方が安心(笑)

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ビジネスクラスとやらも初めてみたが。

いやー、すごいねー。
あれならちっとも怖くない!
(´・ω・`)いーなー

通路側だとトイレも遠慮なくいけるのだけどね・・・

◆ 「こわい」のは何か

これまで何が怖かったのか、あらためて振り返ってみた。

揺れそのものが怖いんではない、
狭さも怖いけど、そこが直接ではない。

では何なのか、そこを紐解くと
「信用していない」感。

これは、昔からなのだが
車も、一瞬よそ見でもしてぶつかったら一貫の終わり。
ジェットコースターも、安全バー外れたら一瞬で終わり。
観覧車も、途中で止まって落ちたら終わり。

そんなこんなで「もしも」を想定、
機械や人の手を信用していない感がある。

幼い頃からなのだが
TVで事故の情報を聞くたびに「ほらね やっぱりね」そう感じてきた。
それがなぜだかわからなかったのだけどね。

わたし自身は大きな交通事故はない。
(大事に至らないものはあるけれど)
なので、こわがりだけれども日常生活に支障がある程ではなく
それは自然と「大丈夫」の経験を重ねてきているからかと。

◆ そんなこんなで 結果楽しむ

見るものすべて新鮮。なので暇な時間はない。

外の景色も超絶きれい!
機内食とかCAさんとかもチェックせねば!
おお、映画やドラマ観たり、ゲームもできちゃうのか~
今どこを飛んでいて 到着予定時間とか詳細に出るんだね~

揺れた時も どういう時に揺れたのか、そんな解説もしてもらえるので
なるほどふんふん、てな感じで 特にこわい思いはしていない。

多少、初めての離着陸や 急な揺れには緊張はしたけどね。
過緊張でぶっ倒れるような緊張はしていない。

飛行情報がなかなか面白い!

◆ なのに、それは突然やってきた。

フライトも何度も体験し、5回目って頃かな。
それは突然やってきた。

ちょっとガタンって揺れた時、
何故か急に涙が溢れた。

一度涙が流れ出すと
(つд⊂)エーン というよりは
体が震えてむせび泣き、本気泣きになってしまった。

そして、その理由はわからない。
その時も「こわい」や「不安」はちっとも感じていなかったから。

自分でもまったくわからないんだけどね、
表現するなら「思い出しそうになった感覚」があった。

そう、飛行機がこわい理由を思いだそうとした、という感覚。

しかし、実際は何かイメージやビジョンが見えたわけでもなく、
こわいとか不安とかの気持ちもなく。

付き添いの方には
「こわいわけではないけど 思いだしそうになった(?)だけ。だから大丈夫」
と伝えるしかなかった。

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その後、7回目のフライトかな?

まだ離陸前で、滑走路に向かうために動いている最中の事。
そのちょっとした揺れってあるじゃない。
そこで何かのスイッチが入ったのか、突然涙がこぼれはじめる。

あ、また来たか、と思って思わず顔を伏せてストールを頭にかぶる。
自分でも泣き止ませようとはしなかった、というか無理だとわかっていたから泣く準備。

またもや むせび泣き。
からだを震わしながら嗚咽。
時には 過呼吸発作か、という呼吸パターンになる。
(息苦しさは感じていないのに、勝手になってしまった)
ちょっと泣き止みそうだったので顔をあげようとすると第2波、第3波がきて、フライト中ほぼ泣いていた。

なのに頭はすごーく冷静でね。
そして感情も、ちっとも波立っていない、いわゆるニュートラルなカンジ。

泣きながら
「他の参加者さん気付いているかな?きっとどうしたんだろうって思ってるかも」
「これって傍から見たら いわゆる何かの発作に見えるだろうな~」
「今どんな気持ちなんだろう。こわさや恐れはちっともない。微塵もない。うーん・・」
「よしよしされたいだけなのか?泣くのを機に甘えたいだけなのでは?」
「今離陸なんかー、外見たいな・・・」
「やべー、泣きすぎてちょっと耳詰まってきた・・・・」

・・・

なので、やっぱり伝えておきたい一言は
「今、こわいんじゃないんです。」

今こわがってるわけではないので 心配や慰めは不要。
泣きたくて泣いているわけでもない。
しかし、泣いてしまう。
その言い訳をしておく事だけ必死だった。

わたしはすでに「大丈夫」という確信をすでに持っていた。
なのでこんなに泣くのも不思議ではあったが、
言い換えると
「大丈夫という確信があるから、泣くことができた」のではないかと感じていた。

※実際の状況
頭からストールかぶっている女が
からだを震わしながらむせび泣く。
隣のガイドさんによしよしヾ(・ω・`)されながら
最後はぐったり埋もれている図をご想像下さい。

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でね。みんな優しくてね。
他の参加者も席が近いので たぶん気付いている人もいると思うだのが、
みんなそっとしておいてくれた。

おかげで、とことん泣かせてもらえた。

そして、後からあれこれ聞いてくる人も誰もいなかった。

ガイドさんは2人同乗していたのだけど、
うちもう一人の方に

「実はわたし、さっき泣いちゃったんです」

そう告げると
「うん、ちょっと気付いてた。」

そして話を聞いてくれた。

側で寄り添ってくれる優しさ。
ちょっと離れてそっと見守ってくれる優しさ。

とてもありがたかった。

◆ 理由が「今ではない」というのは

数年前の話。
「シータヒーリグ」のセッションを受けた事があってね。
(セラピストがΘ派になって潜在意識にアクセスして意識を書き換える系のやつ)

その時に乗り物が怖い事をセッションしていただいて、その理由を教えてもらった事がある。

それはわたしが「宇宙人」だった頃の話。
(ここはさらっと読んでくれたらいいぉ。)

安全安心、全幅の信頼を寄せ、とっても居心地の良い環境の宇宙船で過ごしていたらしいが、
その宇宙船が突然爆発し、真空の宇宙空間に放り出され、
わたしは残念無念の想いで散っていった、という話。

・・・・・・

そういえば、わたしは他にも「爆発する可能性のあるもの」もこわい。

たとえばカセットコンロに火をつけるのが怖い。
人が火をつけてくれる時、一瞬、構えてしまう。

昔の石油ストーブ。
ライターなどで直接火をつけるタイプのやつ。
火をつける瞬間の時は、自分だけちょっと遠くに逃げてたし。

病院で使う酸素ボンベや窒素系のボンベも、開栓の時だけでなく、できたら近づきたくはない。
(仕事だからやるけどね)

そんなこんな、セッションで「宇宙人だった頃の話」を聞いた時、
「あー、なるほどなー・・」と思った。

ただ、それを聞いたからと言って何かを思い出すでもなく、
それが嘘とか本当とか、そんなカンジでもなく。
単に なるほどなー、と思ったわけで。

でもね、その時のわたしは、
その話は軽く半分聞いておくだけにしようと思った。

もちろん妙に納得はしたのだけどね、
こわがりではあるが 日常生活 さほど問題あるほどでもない。
前世がどうのこうの、トラウマがどうのこうのとを掘る気がなかったから。

自分が前に進みたい、しかしどうにもこうにも進めない。
そんな時ならば過去の傷や自分と向き合う時だと思っているが、
そうでなければ単なる興味で 自分の傷を掘るごっこは必要ない、
そう思っていたから。

◆ 結果

今回の旅で確信したのは

「こわいのは『今』じゃない」という事。

そして、「『今』大丈夫、という確信と信頼」その感覚を得た。

うん、わたしは もう大丈夫。

大丈夫。

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◆ で。その後いきなり・・・・

で。
いきなりだが 空飛んじゃいました~!(笑)

旅の最終観光日、突然チャンスがあってね。
飛ぶことにしちゃったのだ。

とってもあっさりチャンスがきて、
そしてあっさり「飛んできまーす」と決める事ができてね。

飛行機乗り越えたら、生身で飛ぶのも怖くなくなったぉ。

いっちきま~

見渡すは太平洋!

※動画

◆空を飛びたい願望

わたしは物心ついたころから
漫画世界、空想に浸るタイプの子ども。
そして空を飛びたい願望は ずっとあった。

で。

思いだしたのだが、実は2年以上前、
パラグライダー(パラモーター)で空を飛んでみたいと色々調べた事がある。
その時は某スクールに申し込みの電話までしたのだが、何故か予約がすんなりいかなくて。
その時は空を飛びたい想いも強かったど、こわさもあってずいぶん構えていたかな。
でも、タイミングを逃したら 情熱もフェードアウトしてしまっていてね。

それが今回の旅ので、
ほんとにひょっこりと空を飛ぶチャンスが巡ってきた。
そして、なんの躊躇もなく「いってきまーす」って感じ。

自分の準備ができてるって、こういう事を言うのだねーと思った次第であります。

・お値段にして10分800ドル
(現地的にも値上がりしていて安くないらしい)
・上記の動画データ付き(microSDカードでもらえる)

同意書はスペイン語。ガイドさんが通訳してくれる。

◆ぷち情報

ちなみに。
飛行機の中で泣いた話に戻るが、
離陸前から上昇後、泣きすぎたせいか
耳が詰まって痛くなってしまった!

それまでは耳抜きも全く問題なかったのだけど
さすがに気圧の変化真っ只中に泣きすぎたせいか・・。

泣き止んでからもしばらく耳抜きできず。
ほんと、中耳炎なっちゃうんじゃないかとちょっと焦った。

あ、でも結果大丈夫でした。
おそるおそる鼻をかんだら抜けた。

ただ、勢いよくやるとたぶん耳痛めるから、様子見ながらそっとやってね。

飛行機で泣くのであれば、
離陸前・着陸後、もしくは上昇しきってからがオススメです。(笑)

◆この旅を決めた参加者、それぞれの想い

わたしだけではない。

この旅の参加者それぞれ、
きっと自分と向き合うテーマがあったように思う。

それは一緒に過ごしていて、何となく感じた事。

そしてそれは
旅に参加する、と決めた時点でそれぞれ動き出していただろう。

この旅に参加したいと思った理由や、
長期でこの旅に参加するためのやりとりの中、
そして実際に過ごしてみて。

ツアーを計画くださったガイドのお二人、
現地のガイドや運転手、コックさん、その他多くの方達のご協力、
そして、この旅を共にできた参加者の皆様。

おつかれさまでした。
そして、本当にありがとうございました!

※ウユニ塩湖&ペルーアンデスの旅シリーズはもうちょっと続きます。