「統合医療」って何?なにも統合されていない、ただの商品名のものある。

抗がん剤をもらい、飲まずに捨て続けるあなたへ~わたしは情報提供よりもあなたと「生き方」の話をしたい~
「どこの病院がいい?」 「どんな治療法を選んだらいい?」 「どの先生なら安心?」 その情報提供の前に、 わたしはあなたと大切な話がしたい。 それは、あなたの「生き方」について。 ...

先日、この記事を書いたのは。

色んな治療・療法をやっていても、
「なかなか治らない方」の行動と、
その関わる側の対応をみていて、
想う事があるから。

病気になった事をきっかけに
色々調べたり体験するなかで、

今の日本の医療・医学がちょっと違うとか、
TVやCMの情報は必ずしも正しくない事、
他にもいろんな療法がある事を知っていく。

その経過でうまれもののひとつ。
「怒り」と「不安」

それは、自分の事・病気に向けてではなく、
「相手」「社会」に対して。

時に「統合医療」と謳う側が、
社会や周りに対しての怒りを
助長することがある。

・・・・・

いわゆる「一般の病院」を受診しながらも、
統合医療系のクリニック受診や、
個人的に自然療法をやっている、
セラピー・ヒーリングを受けに行く、
様々な場合がある。

一見、いい選択のようにみえる。

が。

それぞれの「つながり」がない。

わたしは、そう感じる。

たとえば。

「あの先生はこういったのに、こっちではこう。」

「病院に行ったら、薬を出される。でも話通じない
からとりあえずもらっておく」

「あの先生に自然療法の話をしたら通じない。
やっぱり医者ってわかってないんだね。」

そう。

わかってくれる・信頼できると思う人
のもとに行く一方で、

わざわざ
「自分をわかってくれない人」のもとに行き、

「やっぱりあいつはわかってないんだ」

それを「確認」して、

「わかっていない人」を「見下して」、

勝手に怒っている。

これは、いわゆる「お試し行動」。

どちらががウソかホントか?
どちらが優れている?劣っている?

それを確かめて、
「やっぱりあの人はすごい」
「この人はわかってくれない」
「世の中、なんて腐っているんだ!」

・・・・

もちろん、
その確認も、必要ないわけではない。

でもね。

あなたのからだが、
あなたのいのちが、かかっているならば。

もうね、
そんなお試し行動をして、
時間と気力を費やしている場合
ではないのよ。

気付いたら、もう終わっていい。

・・・・・

統合医療って、今よく聞くようになったけど。
そもそも、何?って話。

本来は、
その人を健康に導くために、
色んな療法を統合的に使う事だったり、

その人の生きている背景をまるごと理解
する事からだったり。

今まで、方法はひとつだけと
思い込んでいたものが、
そうでないよって話だよね。

わたしは、一時期「統合医療」
という言葉に、とても惹かれた。

しかし、今。

今の「統合医療」と謳っているものでさえ、

足りないものがある、
そもそも違う、
そう感じている事がある。

現状、困っている人いうのは、

選ぶアイテムが変わっただけだったり、
種類が増えて、より複雑になったり、

あっちと比べてこっちはダメだ!
その比べる事そのものが、
怒りの元になっていたり。

使っているアイテムが、
西洋医学以外のあれも、これも、それも、
なんでもあるからって、
「統合医療」じゃないよね。

・・・・・

実情、

たとえば統合医療系のクリニックに
通っていながらも、

これまでの病院に通いながら、
飲まない薬も一緒にもらってくるとか、

あれも、これも、それも、
迷いながら・やみくもに色んな
療法を併用していたり。

もちろん、

治療の全てをクリニックの中で
完結させなければいけない、
という意味ではないし、

クリニック以外の行動を
監視・管理しないといけない、
という意味でもない。

ただね。

「統合医療」と謳うならば。

健康に向かうための治療を受けている「人」
として、その土台からサポートが必要だと
思う。

西洋医学とそれ以外の事をいくら提供
できたって、
結局はそれを「選ぶ人」として
土台のサポートがなければ、
結局、今までと同じことで悩み続ける人がいる。

・・・・・

その土台がなければね。

「統合医療」なんて言葉、
ただのお飾りじゃないの?

この言葉さえ使っておけば人が食いつく、
そう分かっている人にとっては、
いいビジネスターゲット。

「統合医療」っていうからってね、
誰かがあなたを勝手に治してくれる
お任せツールじゃない。

以前「統合医療」という言葉に惹かれていたわたし。

しかし。
ちょっとずつ色んな現状を見て。
もうこの言葉のイメージと現状は、
すでに違うんだなと感じている。
一部はね、すでに「商品化」している。
だからね、わたしは今は使っていない。
そもそも、
医療・セラピーを「統合医療」として
くくるなら、
本当はそこの連携が大切では?

どうも、提供する側が
「つながっている」ようには感じない。

確かに、ジャンル分けするなら、
自然とそうなるのはわかるけどね。

だってね。そもそも
アロマはアロマ、
鍼灸は鍼灸、
病院は病院、
それぞれの立ち位置・役割でやっているだけ。

それなら、わざわざジャンル的に
「統合医療」なんていわなくても
いいんじゃないかな、と感じる。
統合させるのは、
それを「つかう側の人」の話。

・・・・・・

「統合医療」という言葉、

利用してほしくないし、
惑わされてほしくない。

わたしは、そう感じる。

この話も、あくまで
ひとつの視点、ひとつの解釈にすぎない。

提供する側も、選ぶ側も、
是非、その見極めを。