「ただ話を聴いてほしいだけなのに!」とぷんすかしている方へ

今回は、「勝手にアドバイスしちゃう側」の心理ではく、

「ただ、黙って話を聴いてほしいだけなの!ぷんすか・しょんぼり・・・」
「勝手なアドバイスは迷惑なんですけど!ぷんすか」

こっちの方面から書いてみよう。
(あくまで、様々ある角度のひとつからの解釈を。)

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そもそも。
「わたしの話を、ただ聞いてほしいだけなの。」

これを言い換えると。

あなたはだまっててね。
わたしの邪魔せず、興味あろうがなかろうが聞き流す事なく、時には絶妙な相槌も入れてね。
主人公はわたし。相手は悪者だから、わたしにダメ出しはいらないの。
それを気持ちよくしゃべりたいから、しっかり聴いててね。

・・・・・

話を聴く側は、

話にオチはなく、前後の脈絡もごっちゃの話で、内容は誰かの愚痴や不平不満で、
さらにいつまで続くかの時間配分もわからず、
目の前の人はまくしたてるように話すもしくはテンションダダ下がりであり、
問題だ・困っているっていうから第三者の目で見ての冷静なアドバイスすれば、さらに話はヒートアップしてしまう。

話聞いてないの?
そう、ちゃんと聞いてない。ちゃんと聞けないのだ。
しかし、話を終わらせるにはふんふんと頷くが早いとわかっているので、静かに聞いてくれているのである。

これね。言い換えるなら、
つまりは「サンドバック状態」である。
「わたし殴るから、逃げないでね、避けちゃだめよ!真正面から受けてね!あなたじゃなきゃダメなの!」

・・・・・

そう、人の話を「ただ聴く」って、実はとっても難しい。
「ただ聴くだけでしょ。簡単でしょ?」と思うならば、その誤解を解いておこう。

ただ聴く、それが一番難しいと、わたしは思う。
聴き手にとって、何が難しいかというと、「自分の立ち位置」。

うっかり相手と同じ立場になってしまったり、
(=同情。一緒に悲しんだり怒ったり。相手と同じ立ち位置になってしまう)
話し手が求めていないものを提供したり、
(求められていないアドバイス・問題を解決してあげたくなる)
(そうそう、わたしもね~、と同乗して、そのまま話の主役を奪ってしまう)
わたしが何とかしてあげなくては、と受け止め続ける、
(いわば、サンドバック状態。いい人ほど、その役割を担いがちである)
などなど。
(日常の会話であればなんら普通の事)

いわゆる、話を聴いて欲しいだけ、というのは傾聴、そして共感の事。
これは、聴き手が立ち位置を理解してなんぼの話。
だからこそ、カウンセラーなるためには様々な学びが必要なのである。
ボディーワーカーやセラピストが、いわゆる「クライアントからもらう」というのも、大半はこの立ち位置の話ではなかろうか。

また、わたしも色んなセミナーを聴きに行くことも増えたし、
人前でプレゼンや話もちょっとしてみた経験がある。それで気付いた事。
人が飽きずに、話に興味をもって聞いてもらえるようにするのって、なかなかスキルも必要なのである。
たとえば学校の授業や仕事での研修など思い返してほしい。
自分の興味のない話、自分の理解できない話を何分も聴き続けるのは簡単だろうか?
話しがまとまってなかったり、スムーズな流れでないものを興味深く聴き続けられるだろうか?

ここに、男脳とか女脳とか、そんなベースも絡んでくるの出るから、男女の間ならなおさら。
◆男女のトリセツの話。過去関連記事もご参照に
http://ameblo.jp/jibunnwoikiru-taiwa/entry-12191102436.html

つまり。
「ただ聴いてもらう」
このスキルを対価にすると、お安くはないのだ。

・・・・・

もうひとつの視点。
「勝手にアドバイスをされる」と思うならば。
それは、「アドバイス欲しいんですよね」と思われる立ち振る舞いをしていないか?
という事。

人は、誰しも誰かの役に立ちたいわけで。
(勝手にアドバイスしてしまう理由にもつながるのであるが)
目の前の人が「~~で困っている」ように見えたら、助けてあげようしたくなるもの。

そう、たとえアドバイスを求めていなくても、
傍から見たあなたは困っているように「みえている」のかもしれない。

たとえば。
ダ〇ョウ倶楽部の「押すな押すなよ!」(ほんとは押してね♡)
もしかして、こんな含みを持たせる話し方・振る舞いをしていないか?

つまりは、
勝手にアドバイスをしてくる人と、されちゃう人は、同じ土俵の上。

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話を聴いてほしいの!アドバイスはいらない!
それくらい察して欲しい!
あなたが聴いてくれたらそれだけでいいのに!

そんな、「相手の行動に対しての怒り・悲しみ」を感じるならば。

そもそも、それをしっかり相手に伝えているのであろうか?

言わなくても察してくれたら、嬉しいよね。
でも、そういうあなたは、
察してくれない!と思う相手の気持ちを、察する事ができているのだろうか?

矛先は「〇〇してくれない相手」ではない、という事。

人に大切にしてほしい時程、
まずは「自分が、自分の気持ちを大切」にすることから。

※※
パートナー間・友人間など大切な関係性であれば、
それぞれの立場が違う事を認めたうえで、お互いの歩み寄りが大切という話ね。

◆ 過去関連記事

「あの人は馬鹿だ、わたしは違う。」潜在意識では、みんな一緒。「たいわ」で伝えたい事。

http://ameblo.jp/jibunnwoikiru-taiwa/entry-12169332449.html